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プレマシー旅日記

5 兵庫県探訪ツアー(2002/6/21〜2002/6/23)

6月21日(金沢〜敦賀〜小浜〜綾部)

 突然西日本方面へ旅に出たくなりました。行き先は姫路あたりか?せっかくだから以前 から見たいと思っていた神戸の夜景も見ておきたい。姫路まで行くんだったら、赤穂も訪 ねて赤穂浪士関係をしゃぶりつくすのもいいよね。一時、倉敷チボリ公園の誘惑に駆られ そうになったのですが、とりあえず財政難につき、お金のかからない旅をということで、 チボリ公園はお預けとなりました。でも、ホームページで見た感覚としては、あそこって 結構好きかも・・・。

 西へ出かけるときも、まず国道8号線から。もちろん翌日の朝食だってちゃんと持って いる。すでに宿代はホテルプレマシーでの宿泊で極限まで押さえるようになっていたけど 、そうなると大きな負担としてのしかかってくるのが食費。結構旅先でちゃんとしたもの を食べようとするとお金がかかるんだよね。かといってせっかくの旅行で、ファミレスと かマックとか言うのもどうなんだか。せめてこのへんにはないデニーズとか、ロイヤルホ ストでしょう(笑)。

 国道8号線をひたすらにまっすぐ走る。姫路までなら国道8号線から国道161号線、 京都から国道171号線、国道2号線と走れば、下道だけでも夜遅いから片道10時間を 切るでしょう。でも今回も、できるだけ多くの国盗りを行うため、兵庫県北部もしっかり 押さえておきたい。表向き西国への道が閉ざされているかのように見えていたのですが、 よく地図を見たらまだまだ西日本へ進出できることが判明。完全にルートを押さえられる 前に取ってしまおうというのも、大きな目的としてあったのでした。そんなわけで敦賀か ら国道27号線へ入る。これは山陰方面へ行くときの定番ルートなんだけどね。福井県小 浜市、大飯郡を踏んで若狭を完全に制圧し、県道1号線から県道16号線へと走る。次の 目的地は京都市の北側、北桑田郡。

 ところがこの県道16号線、だんだん怪しげな林道の雰囲気を醸し出してきた。舗装は ちゃんとしているとはいえ、片側1.5車線くらいだろうか。場所によっては対向車が来 たらジ・エンド(涙)。ここで事故ったら誰も助けてくれないだろう。携帯の電波も通じ るのかどうか・・・。しかもさとは助手席で爆睡中。寝るなとは言わないが、あまりに非 協力的な態度。うちのプレマシー始まって以来の酷道を走行中だというのに。そんなさと の眠りは、てつりんの急ブレーキによって吹っ飛ばされたのでした。だって、カーブの先 にはイノシシ一家が横たわっていたから。いや〜、びっくりした。轢かなくてよかった。 写真は撮れませんでした(当たり前か・・・)。

6月22日 (綾部〜福知山〜兵庫県村岡町〜西脇市〜龍野市〜姫路市〜赤穂市〜相生市)

 福知山市内で国道9号線に合流。国道9号線を走ってると、やたらと鳥取、島根に行き たくなるね。あのへんは最近行ってないけど、かなり大好きな土地です。京都府天田郡夜 久野町から、うちのプレはじめての兵庫県入り。姫路に向かうのなら和田山町から国道3 12号線に入ればすぐなんだけど、ここは兵庫県北部もしっかり制圧せねば。ということ でさらに国道9号線を走る。美方郡村岡町の「道の駅ハチ北」でUターン。これで兵庫県 北部制圧完了(爆)。実は、ここまでくれば鳥取までは1時間くらいなんだけど、うちの プレ初の鳥取県入りはまたの機会にということで。

 1時間あまりかけて、再び和田山町まで戻る。このへんからだんだん雨が降ってきたん だけど、当初予定よりも遅れ気味なのでペースを落とすわけにはいかない。そこで和田山 町からは、地元民が「くそ播但」と呼んでいる播但連絡道路を使うことに。いや、なんで も5年くらい前に姫路在住の人から聞いたんだけど、高いしまだ未完成で使えないし、利 用者も少ないんだって。そこまで言われるんだったら通ってみたくなる!(笑)さっそく 「くそ播但」に向けてハンドルを切るのでした。

 道路そのものはなかなか快適ですね。ただ、前にも後ろにも誰もいない。ごくまれに対 向車に出会うけど、2〜3台だったんじゃないのかなぁ。ちらっと併走する国道312号 線を見たけど、あっちもなかなか快適そうな下道だったし、あえて播但連絡道路を使うメ リットはないというのもうなずける。しかも神崎南で降りたけど、そこまでの通行料が1 000円!確かに高い!!そのまままっすぐ走れば姫路市内なのに、今度は逆方向、多可 郡を踏むためにハンドルを切ってしまう。その後西脇市、加東郡、加西市、飾磨郡、宍栗 郡、龍野市、揖保郡と踏みしめて、道の駅しんぐうで仮眠を取ることにしました。到着し たのは朝の7時頃。う〜ん、地元民だったら寄り道してることが一目瞭然なんでしょうね (笑)。

 ところが朝の7時頃というのに新宮町は暑かった!プレの中ではとてもじゃないけど眠 れません。しかも地元の人が野菜とかを持ち寄って売ってるらしくて、人の出入りも多く あんまり落ち着かない。道の駅の設備としては、お手洗いや売店など必要最低限のものは 整ってるけど、案内所にはこのへんの観光案内のパンフもないし、現地で周辺の見どころ を調べようとしても、これじゃぁわからない。ほどほどに寝た後は朝食を取って、姫路城 を見に行くことにしました。

暴れん坊将軍!  姫路城、ひさしぶりに来たんですけどいいですね〜。以前来たときはまだ世界遺産じゃ なかったはず。本物の城を見るのも1年ぶりくらいでしたが、やっぱり再建ではない本物 の城はいい!!もちろん内部の様子などもじっくりと観察しましたよ〜。ところがその後 がなかなか大変でしたね。昼食を食べるために駅まで歩いたんだけど、なかなかいい場所 が見つからない。さとに連れられて姫路タンブラーを求めてスタバに入ったけど、かとい って空腹が満たされるわけでもなければ、姫路タンブラーも発見できず。駅のそばのコン セルボ(地元では有名なパン屋だったかな)で食べたパスタはまずまずだったけど、日頃 の旅行ではもっとうまいものを食ってる気がする。そういえば今回の旅行は、食事運が最 悪だったな。

IHIをバックに  国道2号線からすこし道に迷いつつも相生市に入る。相生市内の手前の、国道250号 線は海沿いを走る気持ちのいい道だと聞いてはいたんだけど、都合で相生市内のあたりか ら国道250号線へ。IHIの造船所も見たかったんだけど、たぶんこれは以前からある 、小さい方の造船所なのでしょう。造船所をバックに道の駅あいおい白龍城で撮影したう ちのプレ。白龍城も撮ったけど、逆光でいまふたつのできばえ。真っ赤でいかにも中国風 な感じの建物が建ってる道の駅なんだけど、なんで中国風なのかは謎。なお、この白龍城 はあとでもう一度訪れることになります。

 かなり時間的にはおしてたんですけど、なんとか赤穂市内に到着。赤穂市内の見所とい えば、大石内蔵助を祀る大石神社、赤穂城跡、そして赤穂市立博物館ですかね。どれも至 近距離に集中しているので、プレは大石神社の駐車場に置いて、まずは入館時間のリミッ トが迫っている博物館から。

 蔵をイメージしたような、というか蔵そのまんまといった感じの建物で、内部は製塩や 塩の取引で栄えた頃の赤穂に関する展示と、そして忠臣蔵で知られる赤穂浪士討ち入りに 関する展示が中心。なかなかこぢんまりとした感じの博物館で、長旅で疲れている身とし ては適切なボリューム。忠臣蔵の基礎知識を得た上で、もう少し深く切り込みたいと思っ ている人には、助ェ満足できる内容だったと思います。

門をあけぃ!  続いては赤穂城跡。跡なんだから何もないだろうと思っていたら、少しずついろんな建 物を復元しているようですね。17時を過ぎていたので、結局城門から中は入れませんで した。写真は果敢にも単身、赤穂城に攻め入ろうとしているさとの後ろ姿(笑)。

 そして赤穂観光の最後を飾るのは大石神社。思ったよりも普通の地元の神社って感じ。 でも、時間の割には観光客らしき人も多い。地元民の出入りも結構ある。地域にとけ込ん でいる神社って感じでしたね。大石内蔵助は今でも人気があるのでしょう、各地からの奉 納が結構たくさんある。また、建物を改修するんだったか何かでお金がいるんでしょうね 、これまた奉納を募る案内がどど〜んと出てました。印象としてはお金がなくて困ってい るというよりは、金儲けに走っている神社のようにも見えたんだけど(笑)。あんまり荘 厳な感じはしませんでした。よって写真はありません。

 さて、あとは予定では神戸の夜景を見て帰るだけなのですが、きょうは暑かったという ことで、どっかで立ち寄り湯とかを見つけて入っていこうという話になりました。地図で 見たら近いのが、赤穂御崎温泉。なかなか景色もよさそう。景色のよさは写真の通りまず まずだったのですが、宿泊施設が中心で、気楽に立ち寄れそうな立ち寄り湯は発見できま せんでした。さぁ、どうするか。実は道の駅あいおい白龍城は、本格的な中華レストラン とあいおいペーロン温泉という施設があったことを思い出しました。よし、今夜はペーロ ン温泉+本格中華だ!着替えを現地調達すべく、赤穂のジャスコを発見し、地元民のよう な顔をして買い物をして、ふたたびあいおい白龍城へ。

 ペーロン温泉は地元民が多数訪れる、いわゆるスーパー銭湯って感じのところ。入浴料 は650円と銭湯にしてはちょっと高めだけど、なかなか広いし、いろんなお風呂がある し、露天風呂だってあるし、湯上がりにちょうどいいような休憩所もあるから、なかなか いいところだと思いました。ただし、女湯は盗難に注意のようです(笑)。あと、てつり んはああいうお風呂に行くと、必ずと言っていいくらい入れ墨の人と遭遇しちゃう。まぁ カタギの人に迷惑かけてないんだからいいかとも思うけど、一応入れ墨の人はダメですっ て書いてあるよね。結局レストランはラストオーダーが20時30分だったんだけど、女 の風呂は思いのほか長く、そこでの食事はかないませんでした。

 じゃぁ食事はどこにしようか?国道2号線を走ればそのうちいい感じの店が見つかる だろうから、そこにしよう。ところが姫路周辺など国道2号線は、あたかも高速道路のよ うな立派なバイパスになっていて、沿道にはちっともそそる飲食店が現れない。それどこ ろかガソリンスタンドもない。困ったぞ。そろそろ給油しないとまずいんだけど。結局な んとかガソリンスタンドは見つかって事なきを得たんだけど、食事は第二神明道路の明石 SAで食べることになってしまったのでした。う〜ん、やっぱり食事運がないかも・・・。

6月23日(神戸〜亀岡〜大津〜彦根〜金沢)

 かなり遅い時間になってしまっていましたが、神戸の夜景を求めて第二神明道路から阪 神高速北神戸線に入り、六甲山方面へ向かいます。北神戸線って、ちっとも車が走ってな いですね(笑)。確かに地図を見てもあんまりうまみのある道路には見えないんですけど 。そんなわけで緊張感を失いつつあったてつりんは壮絶な眠気にさいなまれ、白川PAで 仮眠を取ることにしました。この段階で日付は23日に変わっていたので、場合によって は夜が明けてしまい、神戸の夜景は見られないかも知れない。それでも眠いときには寝る ことが重要なわけで、潔く寝ることにします。

 目が覚めた頃には1時を過ぎていました。今だったらちょっと時間帯は遅いけど、神戸 の夜景が楽しめるはず!場所は六甲山ホテル付近と六甲ケーブル山上駅付近、回る十国展 望台付近の3か所。実際には神戸の夜景は、この3か所のどれでもなくて、どこだったか な・・・(爆)。まぁ別の夜景スポットのことを指すらしいのですが、車で行くのは大変 そうな感じがしたので今回はパス。どこもキレイだったけど十国展望台付近は霧がひどく てまともに見えませんでした。それなのに一番人が多くて、賑わっていたのが謎ではある な。さらにあんなざわざわした雰囲気にもかかわらず、いいムードに浸っているカップル や、バックしてるときにポールの土台にぶつかってた初心者マークのセレナも謎だったな (笑)。途中、走り屋とおぼしき連中に遭遇するも、難なく道を譲ったのでなんともなか った。でも、行ったのが深夜の2時過ぎだったかな。もうちょっと早い時間の方が、街の 灯りも多くてキレイだったはずです。

写真では伝わりきれないのが残念!

 その後は当初の予定では、まっすぐ帰宅するはずだったのですよ。まっすぐと言っても 、飛騨方面を踏みながら(笑)。ただ、もはやかなりお疲れモードになっていたこと、 定通り走れば、帰宅が深夜になることが目に見えていることから、ここは無理しないで、 できるだけ速やかに帰宅することが必要と判断し、国道8号線を北へ向かって、最短距離 で帰ることにしたのでした。ただし、最短距離を走るかわりに、途中にある彦根城を見る ことにして。

 国内には国宝とされている城郭が4つあるんです。姫路城、犬山城、松本城、そして彦 根城なんですが、彦根城は結構近いのに、一度も行ったことがなかったのです。せっかく 近くまで来ているのに、彦根城を見ないで素通りして帰るのもいかがなものか。そう思っ たので、彦根城も見ることにしました。

 ところがこの彦根城、なんだか変。だってさ、まだ戦国時代の空気を残す、江戸時代は じめの建築なのに、ちっとも戦いを意識させるような仕掛けがないのだよ。たとえば階段 の傾斜は急だけど、天井は別に高くない。実戦を意識するのであれば、刀を振り回しにく いように、天井を低くしてあるものなのだ。さらには城内から外に向かって鉄砲を撃つ穴 も少ない。それどころか、そんなところに穴を開けて、どうやって撃つのかと思うような ところにも穴が開いていたりする。必要なところには、ちっとも穴が開いていないのに。 まだあるぞ。石垣を登ってくる敵兵に対して、石を落として撃退するための穴、石落とし だって多くの城は備えているはずなのだが、彦根城にはそれが見あたらない。建築年代か らすれば、そういった設備が整っていて当然だし、もちろん彦根城は再建ではなく建築当 初の形を残す本物の城。なぜそれらの設備がないのかがものすごく疑問です。どなたか城 郭建築に詳しい方の助言をいただきたいと思うくらいですね。

 さて、目的地をすべて回って、あとは帰るだけなのですが、今回は食べ物に恵まれなか ったという強い不満があったのでした。やはり旅の楽しみは、それだけではないといえど もおいしい食事。食事がよかったか悪かったかで、旅行の印象はずいぶんと変わるもので すよ。せめて食事とまではいかなくても、何かうまいものが食べられないだろうか。そう 思って帰り道の途中、道の駅近江母の郷に立ち寄ることにしました。道路の向こう側には 、琵琶湖が広がっています。

 なぜか旅行の時って、ソフトクリームが食べたくなりませんか?道の駅とかだとなかな かうまいソフトクリームに出会えることが多いのですが、なかなか味も千差万別です。さ との話だと総じて「北海道ソフト」とか銘打ってるものは、口ほどにない味がするという 話ですが、ここにもありがちな、「北海道ソフト」の登り旗が。普通はさほど期待しない のでしょうが、ここはちょっと違うという感じがしたのですよ。試しに1つ食べてみると 、濃厚なバニラ味が実にうまい!これだけうまいのなら、1人1個食べてもいいだろうと 言うことでもう1個購入。食事には恵まれませんでしたが、最後においしいソフトクリー ムに巡り会えたことで、我慢するとしましょう。

 かくして謎と疲れを残し、うまい食べ物への禁断症状が出ながらも、兵庫県制圧の旅は 終わりを告げたのでした。しかし、そろそろ財政難の足音が・・・。(て)

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