
プレマシー購入記 CASE てつりん
4 対抗馬、あっけなく散る
別に日産から買わなきゃならない必要はなくなったんだ・・・・
そう思ったこともあり、ティーノの対抗馬と目されていたアルテッツァを見に出かけま
した。なんて無節操なって思われるかも知れないので、ここでなぜアルテッツァなのか、
そもそもどんな車を欲しいと思っているのかを整理してみることにしましょう。
現状の使い方から見るに、R33スカイラインはすべての条件を満たしていたのだ。車
で下道だけを使って、数百kmを一晩で駆け抜けて目的地へなんて旅行を繰り返していただ
けに、長距離を走っても疲れない居住性は必須条件。気持ちよく車内で眠れればなおよい
。しかし、県境などに多いカーブの多い道を、速度を落とさず駆け抜けられる能力を持っ
た、時にやわらかく時にしっかりとした足回りも必要。ワンボックス系や一部のミニバン
のように、ロールがでかいと怖くて交差点も曲がれないのだ。さらに、より遠くへ走るた
めには燃費のよさも重要。スカイラインは長距離を走れば、リッター10kmを超える燃費
を叩き出し、一度給油すれば700kmくらいは走りきることができるのだ。
で、それが高いレベルで満たされていそうなのがアルテッツァかなと。直列6気筒エン
ジンを搭載するAS200は、レギュラー仕様にも関わらず160馬力を発生させる、力
強さと経済性を両立した極めて興味ある存在。しかもスカイラインと同じ直6のFR。心
が動かないはずはない。燃費計もついたメーター類はエコ走行に目覚めさせる魔力がある
(笑)。とりあえず行った店にはなかったために、出たばっかりのジータAS300を参
考までに試乗させてもらう。
ところが・・・・これはよくない車だと思います。助手席の居住性が最悪。内装デザイ
ンの関係なんだろうけど、ドア内側を肘掛けとして使うと肘が痛いのです。なぜって、ド
アの縁に向かっていくにつれ、なだらかな線が突然鋭く切れ上がっていくから。この切れ
上がりが肘に痛いのです。さらにやっぱトヨタは足回りがやわらかめで、乗り心地重視の
セッティング。いくらやわらかめで乗り心地がよくても、不快なロールが発生したら快適
空間が不快な空間に変貌しちゃうじゃないの。逆にかたいからと言って、それが不快であ
るとは限らないと思うのだ。そういう感覚的な部分がトヨタ車とあわない。それでもドア
の内装さえ痛くなかったら買ってた可能性大だな。肘掛けにならないドアの内装ただひと
つだけの欠点で、アルテッツアはあっけなく候補から抹殺されてしまったのでした。
|